君の顔が好きだ。

ぼくの話を聞いてくれ

やっぱりギターが世界一カッコイイ楽器なんだよね、ってラブサマちゃんに教わった話。

 

先日、11月28日にラブリーサマーちゃんプレゼンツ『ラブリーサマーソニック2019』が開催されました。
ラブリーサマーちゃんによる企画ライブだったんですが、そもそも音源は聴いたことあったんだけど初めましてなワンマンライブ。

 

確かYouTubeで『あなたは煙草 私はシャボン』を聴いて、そこで初めてその存在を知りまして。「ギター上手いし、でもよくよく調べると他は打ち込みってDTMじゃん新しいな〜」って感じ。
バンドがいてそれぞれのメンバーが演奏しているものを良し、とその基準で生きていたからかなり新鮮だった。
Twitterが盛り上がったりと話題は多い人だなぁと遠巻きに見る感じだったんだけど、いや何が言いたいってとにかくライブに行ってよかったよって話。ラブサマちゃんの音楽はライブで体感するべきですよ皆さん。

 

自主企画イベントだけに本人も言っていたように「今のモード」を披露してくれた。
楽曲は知ってたり知らなかったりとあるけれど、とにかくギターがカッコイイんですわ。バリバリに披露されるギターソロとか客席爆上がりで歓声が飛び交うのかと思ってたのだけど、思いの外静かに皆様「拝見・・・」といった雰囲気で観覧される。本人の音楽性とか、好きなものの嗜好に反した層がファンなのか・・・?
1番驚いたのは直近のイベントでもジャムられて、本人のTwitterにも投稿されてそれなりに拡散されていた『今夜はブギー・バック』が弾き語りコーナーで披露された時。
いや、盛り上がらねぇのな。あんなに客席が静かなブギー・バック初めて体験した。当日のライブ会場は渋谷。土地へのシンパシーだったり、ポップスとしてのアンセム的なものを勝手に感じてしまったおれは演奏が始まったときに声が出たよ。でも客席は「・・・」。ラブサマちゃんが「盛り上がらないからやめるか」と言って演奏途中で曲間ショートカットして終わらせたの面白かったです。
いや盛り上がり方とかへの批判じゃないんだけどね、何もかもが新鮮だったんです。ライブ本編自体は、ご本人の強心臓によって展開されるMCで滞りなく進んで行きました。
曲の良さはもちろんなんだけど、あのMCを聴いたらやられちゃうな。応援したくなるもの。

 


初めてライブに行ったからあの日の出来事がどれだけ日常的なのか、それとも何か特別な状態だったのかはわからないのだけど。それがわかるようになりたいので、またライブ行きますね。