君の顔が好きだ。

ぼくの話を聞いてくれ

変わる時代と、変わらないでほしいもの。OKAMOTO'Sと全てのBOY達にありったけの感謝と愛を伝えたい。

 

 

勢いでキーボードを叩いてます。この気持ちや感覚を書き残しておきたいって思ったんです。

 


今一つの時代が本当にわかりやすく終わろうとしている。
“平成最後の”なんて表現には品が無いし、しょうもないと思っていたんですけどそんな捻くれた心をぶん殴られました。OKAMOTO'Sに。


4月27日、OKAMOTO'S公式アプリ「オカモトークQ」内でアルバム『BOY』収録楽曲の『Dancing Boy』のMVが一般公開に先駆けてアプリ内での先行という形で公開されました。
この曲、もう既にアルバムが発売された時点で10周年記念イヤーの集大成的な立ち位置を感じて、これから控えているバンドのキャリア初日本武道館公演で聴いたら間違いなく泣く予感しかしてなかったんですが、昨晩の時点でもう泣かされました。

 

MVには有名無名問わないOKAMOTO'Sと所縁のある人物達が登場します。
OKAMOTO'Sの活動を見てきた中で見知った人たちの姿もあれば、「この人は誰なんだ・・・?」となる人も。出てくる人たちは街中に佇みながらこちらを真っ直ぐ見つめていて。真剣な表情の人もいれば笑顔の人もいるし、中には何かを話している人やポーズを決めている人なんかもいる。この姿が本当に学生時代に貰った卒業アルバムみたい。
レイジくんもこのMVをこう表現していた。

 


卒業アルバムに写る仲間は、みんながそれぞれ自由な姿で写っていた。アルバムを開いて見返すと、その当時の自分や友人達の姿に懐かしくなるような、恥ずかしくなるような。それでも写っている人たちは真っ直ぐに自分を見つめ返してくる。
一つの時代を共有して共感してきた仲間達が集まったこのMVは、すごくポジティブに自分の生きてきた「平成」という時代を思い返す機会をくれた。そして何よりも、その時代を綺麗に美しく締めくくってくれた。
「時代」って単語は大きな意味合いの言葉すぎてなんだか実感がわかなかったんだけれど、その大きなものを形作ったのは今を生きている僕らの一瞬一瞬の積み重ねだったんだなって今なら思えます。その思いをこれまたレイジくんが

 

 

こう言い切ってくれたこともとても嬉しい。僕らもOKAMOTO'Sと同じ時代をそれぞれのやり方で駆け抜けてきたもん。精一杯自分のやり方で。
この気持ちをメンバーと共有できたことが本当に幸せです。

 

『BOY』と名付けられたアルバム。『Dreaming Man』から始まり、最後を飾った『Dancing Boy』。これはもう至る所でメンバーも話していると思うけれど、ここで出てくる“BOY”はもちろん性差の話なんかじゃ無い。誰しもが経験しただろう少年少女時代の全能感だったり、孤独感だったり、多幸感だったりを全て引っ括めて“BOY”と言ってるんだと思う。僕らはいつかみんな大人になる。それは間違い無いんだけど、それでも心の中の『BOY』を忘れないでいたいと強く思う。

 

本当にOKAMOTO'Sと出会えて良かったと心の底から思います。
OKAMOTO'Sが届けてくれた音も言葉もその全てが今の自分に蓄積されてると自信を持って言える。同じ時代を生きてきたこと、そしてこれからの時代も共に進んでいけることが僕の誇りです。